旅行の主目的はEF59の走行写真を撮ることと厳島神社へ行くことでした。 その他に、EF61を撮る、効率よく沿線の写真を撮影することも課題でした。 そこで、下記のような日程を組みました。3泊4日でしたが、1泊のみ畳の上で2泊は寝台列車でした。 1番電車で東海道線の戸塚を出発し、豊橋でさくら号に乗車しました。これは、広島に停車するからで した。次のはやぶさ号からは真夜中になり停まりません(運転停車するが下車できない)ので。 朝まで停車する列車も写真が撮れるとういことになります。但し、大阪、京都を始発とする夜行列車は もっと前に運転停車するので撮れませんでした。 広島から14日の夜、さくら号に乗りましたが、これは京都で下車するためでした。これより前の 寝台列車は京都は真夜中で通過でした。ここでも、停車する荷物列車等を撮影し、一番電車で近江長岡へ 向かいました。ちなみに、京都ではEF58-112米(荷4032)、EF65-1129宮(8806ちくま52号)、 EF58-155浜(荷37)を撮りました。 近江長岡-柏原間ではEF58-61が牽引する荷2031を撮影できました。これらのEF58の写真は EF58のページに載せています。 一度も撮影してたことがない場所(広島地区)で写真を撮る場合には、思うように行かない場合が ありますが、今回は2日目の瀬野八で電池切れ(125分の1では撮れる)が発生、午後の上り列車には 補機が連結されなかった。宮島口−大野浦間では、疲れのせいか、ぼけっとしていたら列車が来てしまっ たり、列車が重なって撮れなかったりしました。 撮影日程 1984.01.12(木) 戸塚 金谷 浜松 弁天島-新居町 新所原 豊橋 (1 さくら) 1984.01.13(金) 広島 瀬野 八本松 広島 横川 (広島厚生年金会館) 1984.01.14(土) 広島 瀬野 広島 宮島口-大野浦 厳島神社 宮島(広電) 横川 広島 (2 さくら) 1984.01.15(日) 京都 近江長岡-柏原 岐阜 大府 名古屋 小田原 戸塚 瀬野−八訪問時の補機運用 上り列車に補機が連結されましたが、列車の車両数が少ないときは連結されませんでした。 下りは回送のみとなり、1組、又は2組で回送されました。 仕業はEF59とEF61−200がありました。 EF59の仕業 仕業番号はA1からA14まであり、2両編成で運用するようになっておりました。 A1とA8、・・・、A7とA14が組になっていました。 運用区間は瀬野−西条間でした。 EF61−200の仕業 仕業番号はA21からA26まであり、1両で運用するようになっておりました。 運用区間は東広島−西条間でした。 補機として連結される区間は列車により 瀬野−八本松、瀬野−西条、東広島−八本松 となっておりました。 鉄道ダイヤ情報に載っていた仕業表と実際の対応 列車番号対応に使用された機関車をキーに仕業表と照合するとずれが大分ありました。 例えば、「列車番号+回送列車番号」を一組で見ると、ある仕業番号内の次の組みで 運用されるべきなのに、別の仕業番号の組みが運用されていた、と言うようなことです。 (1)1984.1.13 07:21 EF61-209 後補機 1070 A21 t373 07:30 EF61-17 荷1032 xx 07:40 EF60-50 EF59-3+EF59-11 3252 A7 t375 07:50 (EF65-47) EF59-5+EF59-8 1064 A3 t375 08:09 EF61-210+EF61 単371 A23 5050 A25->A26 (A23 1066 A25 1068 の戻り) 08:25 EF60-53岡 EF59-1+EF59-16 3260 A6 t377 08:25 EF61-209 単373 A21 ni30 08:38 EF66-16 EF59-6+EF59-15 360 A4 t377 09:06 単375 A7->A8 A3 2064へ(実際はA7 2064へ、A3は戻らず) 09:48 EF65-10 EF59-3+EF59-11 2064 A3 t379 (A7の組割を当て) 10:13 EF59-1+EF59-16 EF59-6+EF59-15 単377 A6->A7 A4->A5 10:47 EF59-5+EF59-8 単379 A3 2252へ (仕業表では2064の戻り) 10:52 EF5845 EF61-209 荷30 A21 t165 11:42 EF66-8 補機なし 2252 A3 t381 12:02 EF61-209 単165 A21 Ni30 12:09 EF66 補機なし 5050 A23 t167 13:50 EF58-56 補機なし 荷34 A21 t169 (2)1984.1.14 07:37 EF61-2xx(PS16)+EF61-2xx(PS22B)単369 EF60-124? 単上り 08:23 EF61-210(PS16) 単373 A21 Ni30へ 08:37 EF65-134 EF59-6+EF59-15 3260 A6 t377 08:45 EF66-12 EF59-5+EF59-8 360 A4 t377 09:03 EF59-3+EF59-11 EF59-1+EF59-16 単375 A3 2064 A7->A8 09:52 EF65-518 EF59-3+EF59-11 2064 A3 t379 10:12 EF59-6+EF59-15 EF59-5+EF59-8 単377 A6->A7 A4->A5 10:50 EF58-128 EF61-210 荷30 A21 t165 10:53 EF59-11+EF59-3 単379 A3 2252へ (参考)1976年10月頃の補機運用 EF59のみで、仕業はA1からA40までありました。 2両編成の仕業番号 A1からA36までで、A1とA19、・・・、A18とA36が組になっていました。 1両編成の仕業番号 A37からA40までで、1両で臨時列車、荷物列車に使用していました。 補機として連結される区間 列車により 瀬野−八本松、瀬野−西条、東広島−八本松、広島−八本松 となって おりました。 瀬野区にEF59−1〜24が配置されていました。 (参考)1980年10月の補機運用 2007.2.5追加 東広島−八本松 EF61−200 4貨物列車 瀬野−八本松 EF61−200 13荷客列車 瀬野−西条 EF59×2 28貨物列車 EF59の運用 8両使用、5両予備で重連運用 2両編成の仕業番号 A1からA14までで、A1とA8、・・・、A7とA14が組になっていました。 EF53について 諸元 車軸配置 機関車重量 動輪上重量 最大長 最大幅 パンタグラフ 固定軸距 折りたたみ高さ --------------------------------------------------------------------------------- 2C+C2 98.88t 73.32t 19.92m 2.81m 3.94m 4.24m 出力 最大運転速度 主電動機 制御方式 制御装置 ------------------------------------------------------------ 1350Kw 95Km/s MT17 非重連・3段・弱 電空単ス MT17A EF59改造 2007.2.5更新 番号 改造年月 改造前 (新製) 廃車年月 備考 ----------------------------------------------------------------------------- EF59-1 1963.03鷹 EF53-8 1932.12 日立 1987.03 広島 PS22B EF59-2 1963.03鷹 EF53-9 1933.01 芝浦汽車 1978.10.20 瀬野 EF59-3 1964.02鷹 EF53-3 1932.05 芝浦汽車 1984.06 広島 1963.10 EF59-4 1964.02鷹 EF53-11 1932.12 川車川船 1979.7.20 瀬野 1963.10 EF59-5 1964.02鷹 EF53-12 1933.03 川車川船 1984.07 広島 1963.11 EF59-6 1964.03鷹 EF53-5 1932.04 川車川船 1984.06 広島 1964.01 EF59-7 1964.03鷹 EF53-6 1932.05 川車川船 1984.11 広島 1964.01 PS22B EF59-8 1964.03鷹 EF53-7 1932.11 日立 1984.10 広島 1964.01 EF59-9 1964.06鷹 EF53-4 1932.05 三菱 1984.11 広島 1964.02 EF59-10 1964.06鷹 EF53-1 1932.05 日立 現在JR西に在籍 1964.03 PS22B EF59-11 1964.04鷹 EF53-2 1932.05 芝浦汽車 1985.02 広島 1964.03 PS22B EF59-12 1964.07鷹 EF53-10 1932.12 三菱 1978.11.27 瀬野 1964.05 EF59-13 1964.07鷹 EF53-19 1934.10 川車川船 1978.11.27 瀬野 1964.06 EF59-14 1968.08鷹 EF53-16 1934.08 芝浦汽車 1978.11.27 瀬野 1965.10 EF59-15 1968.08鷹 EF53-17 1934.10 三菱 1984.10 広島 1965.10 EF59-16 1968.08鷹 EF53-18 1934.10 川車川船 1984.07 広島 1965.11 EF59-17 1968.07鷹 EF53-14 1934.10 東洋日車 1978.11.27 瀬野 EF59-18 1968.08浜 EF53-15 1934.09 日立 1986.02 広島 EF59-19 1968.09浜 EF53-13 1934.05 東洋日車 1978.10.20 瀬野 EF59-20 1969.12鷹 EF56-1 1937.10 三菱 1979.5.30 瀬野 EF59-21 1969.12鷹 EF56-2 1937.09 川車川船 1987.03 広島 1969.11 PS22B EF59-22 1972.03広 EF56-3 1937.09 川車川船 1979.8.8 瀬野 EF59-23 1972.03鷹 EF56-5 1939.03 三菱 1979.7.20 瀬野 EF59-24 1972.03鷹 EF56-12 1940.06 川車川重 1979.8.8 瀬野 ----------------------------------------------------------------------------- (注)廃車年月はその頃の鉄道ピクトリアル新車年鑑による。 その他の項は電気機関車展望、鉄道ピクトリアルによる。 備考は下記資料の改造年月である。違う場合を記載した。 セノ=ハチのEF59のあゆみと現状 村上勉 鉄道ピクトリアル,1982.4,pp51-54 1971.3の配置状況 瀬野 EF59 1−21 1975.3の配置状況 瀬野 EF59 1−24 瀬野区1981.10.1の配置状況 EF59 13両 1 3 5-11 15 16 18 21 EF60-200 8両 204 206 207 209 210 201 203 211 1休 瀬野区1983.11の配置状況 EF59 13両 1 3 5-11 15 16 18 21 EF61-200 8両 201 203 204 206 207 209-211 EF67 1両 1 瀬野区−>広島区 1984.2.1 EF59 13両 1 3 5-11 15 16 18 21 EF61-200 8両 201 203 204 206 207 209-211 EF67 2両 1 2 1987.2の配置状況 広島 EF61 204 206 207 209 210 211 EF67 1 2 3 1988.3の配置状況 広島 EF61 201 204 206 207 209 210 211 EF67 1 2 3 下関 EF59 10 瀬野八訪問時のEF59状況 訪問時(1984.1)に実見した号機 稼働 1 3 5 6 8 10 11 15 16 18 庫内 7 休車? 9 補機編成:1984.1.13 EF59のいずれの編成も若番が上り方になっていた。 EF59-1+EF59-16 EF59-3+EF59-11 EF59-5+EF59-8 EF59-6+EF59-15 EF59-10+EF59-18:庫内。本線走行見れず。 EF59-7+???? :庫内。????はEF59-21か? EF61-209 EF61-210(16) EF61-208 EF61-204 補機編成:1984.1.14 括弧内はパンタグラフの型式である。 EF59-1(22B)+EF59-16(10) EF59-3(10)+EF59-11(22B) EF59-5(10)+EF59-8(10) EF59-6(10)+EF59-15(10) EF59-10(22B)+EF59-18(10):庫の外。本線走行見れず。 EF61-209 EF61-210 全検年月:写真より読み取り EF59-3 55.1 広島工 EF59-6 55.3 広島工 EF59-11 55.12広島工 EF59-15 54.10広島工 廃車?:構内の隅で雨ざらし。 EF59-9 製造銘板なし。改造銘板のみ。 EF61-207 東洋汽車昭和35年。昭和54年鷹取工場改造 撮影した時間帯の瀬野−八本松間の補機関連の運行状況 (1)1984.1.13 07:17 326M 瀬野駅着 07:21 EF61-209 後補機 1070 瀬野駅 EF59-18 EF59-10 (庫内) 瀬野区 07:30 EF61-17 荷1032 瀬野 EF59-7 (庫内) 瀬野区 07:40 EF60-50 EF59-3+EF59-11 3252 瀬野 07:50 (EF65-47) EF59-5+EF59-8 1064 瀬野 08:09 EF61-210 EF61 単371 瀬野 08:12 EF58-169 荷35 瀬野 08:25 EF60-53岡 EF59-1+EF59-16 3260 瀬野 08:25 EF61-209 単373 (写真なし) 08:38 EF66-16 EF59-6+EF59-15 360 瀬野 08:45 EF60-81岡 3261 瀬野 EF61-207 EF59-9 (雨ざらし休車) 瀬野区 EF61-208 (稼働) 瀬野区 09:06 単375 (写真なし) 09:28 EF66 下り貨 3961 上大山(瀬野西トンネル) 09:31 クハ111-2118 332M 09:48 EF65-10 EF59-3+EF59-11 2064 10:02 EF66-23 261 10:10 115系 333M 10:13 EF59-1+EF59-16 EF59-6+EF59-15 単377 10:14 クハ111−5 1322M 10:35 EF66 53 10:47 EF59-5+EF59-8 単379 10:52 EF5845 EF61-209 荷30 10:54 EF65 1857 11:04 113系 334M 11:42 EF66-8 補機なし 2252 則重(川上西トンネル)以降補機なし 11:59 115系 335M 12:02 EF61-209 単165 12:07 EF66-48 3269 12:09 EF66 補機なし 5050 12:12 EF58-167 荷37 12:16 EF65-1093 8301 12:17 115系 536M 12:22 EF65-517 1859 12:35 EF60-66 1855 12:48 EF60-82 3367 13:48 113系 339M 宗吉 13:50 EF58-56 補機なし 荷34 宗吉 14:26 EF60-74 3871 八本松駅 14:30 クハ115-166 --- クハ115-20 1326M 14:48 EF59-1 乗車の341Mの窓から 瀬野機関区 EF61-204 EF59 EF59-6 55.3広島工 EF59-15 EF59-15 54.10広島工 EF59-6 EF59-16 EF59-3 55.1広島工 EF59-11 55.12広島工 EF61-207 15:03 EF60-40 EF60-83 EF66-4広 (車窓から) 東広島 EF60-39広 EF60-49?広 EF66-11広 EF60-82広 EF65-8?5 EF66-21広 EF60-66沼 EF66-34広 EF60-38広 EF61-11 EF58-167 15:10 DE10-1045 広島−三次 832レ 広島駅 16:16 クハ79-308 クモハ73-061 クハ79-326 クモハ73-041 横川 (2)1984.1.14 06:38 EF58-167 荷2030 広島駅 1984.1.14 06:50 EF61-3 荷1032 広島駅 07:30 EF61-3 荷1032 瀬野 EF59-10+EF59-18 (上り方−下り方) 瀬野区 07:37 EF61-2xx(PS16)+EF61-2xx(PS22B) 単369 瀬野−八 08:05 EF58-164 荷35 上大山(瀬野西トンネル) 08:10 115系 328M EF60-124? 単上り 08:23 EF61-210(PS16) 単373 08:37 EF65-134 EF59-6+EF59-15 3260 08:45 EF66-12 EF59-5+EF59-8 360 08:52 115系 330M 09:03 EF59-3+EF59-11 EF59-1+EF59-16 (上り−下り方) 単375 09:10 113系 331M 09:28 EF66-25 3961 09:52 EF65-518 EF59-3+EF59-11 2064 10:09 115系 333M 瀬野西トンネル上り側 10:12 EF59-6+EF59-15 EF59-5+EF59-8 (上り−下り方) 単377 10:15 115系 1322M 10:47 EF66-34 53レ 瀬野 10:50 EF58-128 EF61-210 荷30 瀬野 10:53 EF59-11+EF59-3 単379 瀬野