撮影時の機関車運用 EF56も無くなるというので、撮影に行きました。撮った写真を見ると4回行っていましたが、 撮れたのは何故かEF56−7だけでした。。当時の運用がどうなっていたか、覚えていないのですが、 荷41しか撮っていないのを見ると、上りは走行写真を撮れないスジだったと思います。 下記は「電気機関車快走(75.5)」に出ている運用表の一部です(高二区EF58)。 隅田川 田操 宇都宮 黒磯 単41 10:35<--10:27 荷41 11:30---------------------------->16:01 今、手元にある資料は「電気機関車快走(75.5)」と「鉄道ダイヤ情報'76夏」ですが、 前者には、75.3.31運用表、ダイアグラム。後者には、時刻表、運用表、ダイアグラムが 載っています。 両者の長岡区、高崎二区、宇都宮区のEF57、EF58に関する運用表を比較すると、 全く同一で変更されていません。 但し、EF56は既に全て廃車されているので、載っていません。 今日(2005.4.5)見つかった「最新SLダイヤ情報冬(74.11)」に1974.11.1時点の宇都宮区EF56、 EF57、EF58の運用表が載っており、EF56の運用は下記のようになっています。 隅田川 田操 宇都宮 黒磯 荷44 03:05<--02:38-----------00:41 前360 03:40-->03:50 単41 10:38<--10:30 荷41 11:30---11:51-------------------->16:01 荷42 18:46<----18:00 荷42 21:10<--20:49-----------18:54 荷47 23:30---23:50-------------------->03:14 荷46 07:11<----06:22 撮影記録 1974.9.7 与野で撮って、大宮で撮り、次の普通電車で小山に行き、やってくる荷41を撮影。 この電車は間々田に停車中の荷物列車を追い越すのでした。 1974.11.23 赤羽駅の上り方の踏切で撮影。 1974.12.21 田端操と隅田川の連絡線で単41を撮影し、上中里で荷41が来るのを待った。 1975.1.11 隅田川の踏切で撮影後、田端駅近くの陸橋で待って撮影。 この後、直ぐに廃車になったようでした。 EF56のデータ EF53に暖房用のボイラーを載せ、EF114の車体を付けたのがEF56だそうです。 丸形の車体は1−7、角張った車体は8−12です。 諸元 車軸配置 動輪上重量 最大長 最大幅 パンタグラフ 固定軸距 折りたたみ高さ --------------------------------------------------------------- 2C+C2 108.88t 19.92m 2.81m 4.12m 4.24m 出力 最大運転速度 主電動機 台車形式 制御方式 制御装置 ---------------------------------------------------------------------- 1350Kw 95Km/s MT17A DT101 非重連3段組合せ 電磁空気式 弱磁界制御 単位スイッチ 新製・改造・廃車時期 番号 新 製 改 造 廃 車 --------------------------------------------- 1 1937.10 三菱 EF59-20 1969.12 2 1937.09 川崎 EF59-21 1969.12 3 1937.09 川崎 EF59-22 1972.03 4 1939.03 三菱 1975.02 5 1939.03 三菱 EF59-23 1972.03 6 1939.01 川崎 1975.02 7 1939.03 川崎 1975.02 8 1940.08 日立 1973.02 9 1940.03 川崎 1975.02 10 1940.03 川崎 1974.12 11 1940.05 川崎 1974.12 12 1940.06 川崎 EF59-24 1972.03 EF56配置表 1969.3.31 高崎第二 1、2 宇都宮区 3、4−12 合計 12 1971.3.31 宇都宮区 3、4−12 合計 10 1973.3.31 宇都宮区 4、6、7、9、10、11 合計 6 1975.3.31 配置なし(すべて廃車)